2019年 02月 15日
先日何気なくYahooのトップページを見ていたら、競泳の池江璃花子の写真が。ああ、またどこかの大会で優勝したとかの記事かな。ところがなぜかそこに「白血病」の文字が。一体何が起こったのか、瞬時には理解できませんでした。若くて才能あるアスリートの名前と、「白血病」の文字が全く結びつかないし・・・。記事を読んでようやく現実を理解しましたが、これは久々の衝撃でした。まるでドラマか映画のよう…。 正直言えば、スポーツ観戦好きの私ですが、競泳はそんなに積極的に見ていません。オリンピックの時以外は不思議と縁がない。いや、決して関心がないわけではないけど、頻繁に見ているわけでもない、「たまたま家にいて時間が合えば見る」くらい。だから特別彼女に思い入れがあったわけではない。でもリオ五輪の頃から「天才少女」として注目されていたし、次々に記録更新していること、様々な大会で複数の種目でメダル獲得して活躍していることは当然知っていました。また、東京五輪の時がちょうど年齢的にいっても「全盛期」になるだろう、「東京五輪の日本選手団の中でも最も注目され、期待されるひとり」になりそうなことも理解していました。そんなことよりも何よりも、大学進学を控えた、まさに人生これから、前途洋々、そんな希望と夢に満ち溢れた18歳。アスリートとしても、人としても、「これから」の人。そんな、これから「輝ける時」を迎えようしていた若者になんて酷いことを・・・・。思い入れのある選手だったわけでもないけど、あまりにも残酷な現実に、複雑な気持ちになってしまいました。 しかしマスコミは「東京オリンピックに間に合うのか?」とか「復帰がは可能か?」等の報道を続ける。おいおい、「生きるか死ぬか」って時に「オリンピック云々」って、ちょっとおかしいだろう。私がこのニュースを聞いた時に最初に感じたのは「無事に病魔に勝って生還して欲しい」ということ。競技云々じゃなく、まずは「生きて欲しい」「治って欲しい」ということが先でした。もちろん、東京五輪に間に合うのが一番だし、もし間に合わなかったとしても競技に復帰できればいいなとも思うけど、それはまず「治る」「生還する」ことが先決でしょう。あと、延々何日もこの件で引っ張るのではなく、「あとは静かに見守る」「無事に戻ってくるのを待つ」でいいじゃないか。私はとにかく「無事に生還して欲しい」この想いだけです。夢と希望に満ち溢れた18歳、そんな彼女の将来が奪われないことを祈っています。
by stakec68
| 2019-02-15 21:32
| スポーツ・ネタ
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